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鴨川沿いを歩きたい [着物コーディネイト]

くずし麻の葉もようの夏きもの。
素材はずばり麻です。
しゃきっとした生地感のわりに
全体がふんわりした印象なのは
白と薄紫の市松模様が地に染められているから。
そして帯はあっさりと無地の博多帯(でた!まただよ〜)
を合わせました。
帯締めのピンクオレンジがめりはりを与えていますね。


夏着物は意外と涼しいと以前に書いた気がしますが
それを主人に話したらすんなりわかってもらえました。
なぜなら自然界の動物(鳥をイメージすると解りやすいかも)は
殆どの動物が冬毛と夏毛が生え変わります。
つまりたった2種類の毛で自然界の中をしのいでいるということ。
「きっとその2種類の体毛は優れた体温調整術を持ってるんでしょう?」と。
こちらの着物は麻(植物)ですが、絹で出来た夏着物だってあります。
絹も蚕からできた糸だから
体温調整の隠れた技がきっとあるのでしょうね。


というわけで、夏に着物を着るならぜったい
天然繊維のものを着て下さい〜!
できれば肌襦袢や浴衣下などの下着も100%天然素材にして頂けたら…。
そして日傘をさせば(この日傘もやはりマストハブです)
印象派の絵にでてきそうな着物姿の完成です。


DSC03925.JPG

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