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本日のお稽古 復習 [お稽古で習うこと]

本日のお稽古お疲れさまでした。

簡単に着付けの順番をまとめましたので復習の参考になさってください。
最後に特に気をつけて頂きたい個人的なポイントをまとめましたので
最後だけでも目を通して頂けると幸いです。


1、(準備)ひも類はすべてほどいて手の届きやすいところにかけておいてください。
  ひもの中心がすぐ手にとれるようにすると便利です。
  えり芯を長襦袢の襟の内側に通します。

※本日はタオルで補正をしましたが、襦袢が小さめだったので一度、補正なしで
 襦袢と着物を着てみてください☆

2、裾よけ、肌襦袢をつけます。裾よけは、下からお腹を持ち上げるようなイメージで
  つけてください。肌襦袢は長襦袢から見えないように後ろも前もかなりゆったり目に
  羽織ります。(え?こんなにゆったりでいいの?というくらいゆったりつけて下さい)
DSC04028.JPG


3、長襦袢を羽織ります。この時も「え?こんなにゆったりでいいの?」というくらい
 たっぷり、たっーぷり衣紋を抜いて下さいね。

4、長襦袢の両袖を持って、背中心を確認したら
 襟の下方を持って、右手で左のバストを包むように、左手で右のバストを包むように
 前からみたら首のくぼみがみえるようにして襟を合わせます。

5、合わせた襟がくずれないように、しっかりと右手で抑えながら、バストのすぐ下で
  だて締めをしめます。衣紋はこぶしひとつ分あけてください。
  鏡で横姿を確認してみて下さいね。
DSC04029.JPG

6、長襦袢の襟をくずさないように、着物をそーっと羽織ります。
  長襦袢の襟がくずれてきたら
  長襦袢のだて締めの下をひっぱって、襟の形を整えましょう。

7、 着物の両袖を軽くひっぱって、背中心を確認したら着物の襟の先を持って着物を広げ
  裾が畳すれすれの位置になるまで裾を落とします。次に
  脇線が体の厚みの中心にくるようにして前幅を決めます。
  前幅が狭い場合は脇線をずらします。

8、もう一度着物を開いて、下前を畳すれすれのところで左の腰まで持ってきます。
  左の腰にきたときはじめて着物を畳から15〜20センチほどぐっと引き上げます。
 (ちなみに、これよりも早い段階で着物の裾をあげると
  すそつぼまりに着れなくなりますのでご用心!今日はとても奇麗に着れていました。)

9、途中で右手を離しながら、上前を右の腰まで持って来てます。上前の褄を畳から2
  〜3センチ引き上げて、右手で右の襟したをしっかり押さえて紐を締めます。

10、左手でお腹や背中の布を引き上げて、皺やたるみを上の方にのばしてから
紐をしめます。お腹や腰をやさしくさするイメージでやってみてください。

11、身八口から手を入れて、お端折りを整えます。

12、着物の襟を長襦袢の襟に沿わせ、襟の幅を整えます。合わせた襟が
ずれないように押さえながら紐を締めます。 
紐を締めたあと、背中に皺があれば紐の下をひっぱったり
  皺を脇の下までぐっとのばしましょう。
DSC04031.JPG

13、お端折りの中に右手を入れて、下前のお端折りを上の方に折り上げます。
折り上げた布を押さえながらだて締めを締めます。だて締めを締める時
  お端折りの下の線がまっすぐ奇麗になるようにお端折りをひっぱります。


〈 ポイント 〉
1、肌襦袢が少し小さめだったので、肌襦袢の衣紋もしっかり抜いて下さいね。
しゃがんだときに衣紋から肌襦袢が見えてしまいますので(汗)。

2、紐を締めるときは、片方の手でしっかりと襦袢や着物を押さえながら
  押さえた位置を絶対にずらさないようにして、紐で体をなぞるようにして背中まで
 紐をまわします。背中まで一方の紐が来たらもう一方の紐を後ろにまわして
 交差したときに強くしめます。 紐と体になるべく隙間を作らないように紐を締めましょう。

3、前幅を決めるとき、後ろの裾が長くなりがちでした。
  着物を合わせるときは正面だけでなく、横姿も鏡に映してみて着丈を確認してみて下さい。
  畳すれすれの位置がよい位置です。(特に留袖や色無地、訪問着、
付け下げはこれより短くならな  いように) 
着丈が長過ぎたらこのときもう一度やり直してみて下さい。 
  腰紐を締めた後に長過ぎると感じたら、腰紐の上をそーっと引き上げて調整もできます。
  全身映る鏡がない場合はご自分の目で確認できますよ!

4、着物の襟を合わせるとき、くれぐれも着物の襟で長襦袢を押さえつけないように
  気をつけてくださいね。背中心もずれていないか確認を忘れずに。

5、お端折りの処理をして、紐を締めたあとに背中に皺がないかよーく確認してください。
  皺があったら脇の下や、紐の下をひっぱって皺をとります。


復習がんばって下さいね。
また次回お待ちしております。
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